英語ディベート
英語ディベート
こんにちは、一年の木村です。
今回は「好きなことについて自由に書いていい」と言われたので、何を書こうかなと考えていたのですが、高校時代にやっていたことについて書いてみようと思います。
それは、英語ディベートです。
「合氣道部のコラムなのに英語ディベート?」と思うかもしれません。私もそう思います。ですが、高校時代は合氣道とはまた違った部活動に打ち込んでいました。ということで今回は、私が高校時代にやっていた英語ディベートについて、少し紹介してみようと思います。
そもそもディベートとは?
ディベートと聞くと、「二人が言い争っているやつ?」と思う人もいるかもしれません。半分正解です。
ただ、ディベートでは単に自分の意見を言い合うのではなく、あらかじめ決められた論題について、肯定側(Government)と否定側(Opposition)に分かれ、決められた時間の中でそれぞれの主張をぶつけ合います。
そして大事なのが、必ずしも自分が本当にその意見を支持しているわけではないということです。
自分では「いや、これは反対だろ」と思っていても、試合で肯定側になれば、その立場を全力で守らなければなりません。論題についてチームと話し合い、相手がどんな反論をしてくるかを考え、それに対する答えまで準備します。
つまり、ディベートでは「自分が何を思っているか」よりも、「与えられた立場からどれだけ説得力のある議論を作れるか」が重要になります。
一口に英語ディベートと言っても
実は英語ディベートにもいろいろな形式があります。
例えば、私が参加していた大会には HEnDA、PDA、HPDU、World Scholar’s Cup、Girls Cup などがありました。
中でもHEnDAは、大会前に論題が発表されるという特徴があります。つまり、当日まで何が出るか分からない大会とは違い、事前にそのテーマについて調べ、資料を集めて準備することができます。英語だけでなく、そのテーマについてどれだけ深く調べられるかも重要になるわけです。
とはいえ、調べる時間があるからといって楽なわけではありません。むしろ互いに時間をかけて調べられるので、主張に具体的なデータや研究結果がついてきます。「こう思います」だけでは通用せず、相手も「そのデータはこうです」と根拠を出して反論してきます。
このように、大会によって形式やルールが違うので、同じ英語ディベートでも、それぞれ違った難しさや面白さがあります。
ディベートをやってよかったこと
こうして振り返ってみると、英語ディベートをやっていてよかったなと思います。
もちろん、英語力が上がったというのもあります。
しかし、それ以上に、一つの問題をいろいろな方向から考える癖がついたことが大きかったと思います。
自分が賛成している意見についても、「反対側から見たらどうなるんだろう」と考えます。逆に、自分が反対している意見についても、「相手にはどんな理由があるんだろう」と考えます。
ディベートでは、相手を言い負かすことだけが目的ではありません。相手がなぜその主張をしているのかを理解し、その上で自分の議論を組み立てる必要があります。
……とはいえ、試合中はそんな綺麗なことを考えている余裕はありません。「頼むからこの反論通ってくれ」と思いながら話しています。
高校時代は英語で議論し、今は大学で合氣道をしています。やっていることは全く違いますが、どちらも相手と向き合うという意味では、少し似ているのかもしれません。
以上、私の高校時代の部活動、英語ディベートについてでした。
もし英語ディベートに少しでも興味を持った方がいたら、ぜひ一度大会の動画などを見てみてください。
