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落語のスヽメ

コラム 2026.04.27

落語のスヽメ

こんにちは、私二年の古田です。

今回は好きなことについて自由にとの指示を受け、長考の末、落語について語っていこうと思います。私を知っている方からするとあまりイメージはないかもしれませんが、小学生の頃から親の影響で少しずつ見始め今でも移動の電車内などでよく聞いています。好きな噺は「元犬」、「転失気」、「お菊の皿」、「目黒のさんま」、「かぼちゃ屋」などでしょうか。(サムネイルに悩んだので、「元犬」になぞらえてうちの犬の写真を使用しました)ぜひ最後までお付き合いください。

落語(らくご)とは、一人の演者が座布団に座り、扇子と手ぬぐいだけを使って複数の登場人物を演じ分けながら語る日本の話芸です。(chat GPT様より。以下古田本人→)落語と一口に言っても古典落語と新作落語があり、私は主に江戸時代から伝わる古典落語をよく聴いています。新作落語にもチャレンジしてみようと思った時期があったのですが、着物姿でiPhone がどうのAIがどうのと連呼されるといまいち興醒めしてしまい自分にはハマりませんでした、、。先ほどあげた私の好きな噺も、すべて古典落語にあたりますね。
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好きな噺、とは言いましたが同じ噺でも、落語家によって大きく印象や細かい展開が違ってくるのが落語の大きな特徴と言え、主に私が好きな落語家は、柳谷三三、春風亭一朝、春風亭一之輔などになります。なぜ同じ噺なのに展開が違うことがあるのかというと、落語には台本があるわけではなく、弟子は師匠の芸を見てそれを練習し、自分の噺に昇華するためだそうです。江戸時代から代々、いろいろな師匠が演じてきた人気の演目ほど、バラエティに富んだ展開に枝分かれしてきたということなのでしょう。特に柳谷三三の「お菊の皿」、春風亭一之輔の「かぼちゃ屋」は、初めて聴いた小学生の時に腹がよじれるほど笑ったのを覚えています。今確認してみたところ、どちらの噺もYoutubeで視聴可能なので、ぜひ聴いてみてください。

落語は、まず話に誘導する“マクラ”、そして話の本筋である“本題”、オチである“サゲ”で構成されています。この“サゲ”は、物語を締める大事な役割を果たしており、同じ噺でも落語家によって変わったりする、面白さに直結する大事なポイントです。「死神」という非常に有名な演目がありますので、それを例に“サゲ”の重要性について語っていきたいと思います。ではまずこの「死神」という演目の簡単なあらすじを、chat GPT様にお願いしましょう。

南無。

[死神]

貧乏な男が死神に助けられ医者として儲けるが、欲に負けて約束を破ってしまった。死神に連れられて行った命の蝋燭だらけの部屋で、約束を破ったため自分の蝋燭が今にも消えそうになっていると知り、男は焦る。他人の命の蝋燭の火を移せば助かると聞いて奮闘するが、、。

サゲで重要になってくるのは、蝋燭の火を必死に移そうとする展開です。私が知っている「死神」のサゲはおもに2種類あり、1つは必死に火を移そうと奮闘しますが、小心者の男は緊張で手元が震え蝋燭が消えてしまい演者が倒れて幕が下がる、、というもの。このサゲは、欲に負けた男の哀れな末路をシンプルに表現したものになっています。一方でもう1つは、男は苦戦しながらも火を移すのに成功し、喜びます。そして死神に、「成功したやつは久しぶりだ。今日はお前の第二の誕生日になる。祝ってやろう。」と言われ、男は「ありがとうございます!」と、勢いで思わず蝋燭を吹き消してしまう、、(草ww)という、非常に滑稽で笑えるオチになっています。“サゲ”一つで、この話は怪談噺になるか、滑稽噺になるかが決まるわけですね。これが“サゲ”もとい落語の奥深さだと思います。他にも人情噺の代表作「芝浜」や、滑稽噺「時そば」も、サゲが複数存在する演目となっています。

ということで、以上となります。初めて聴くのでしたら個人的には、春風亭一之輔の「初天神」と、古今亭菊之丞の「元犬」をお勧めします。「初天神」は、初詣に来た親子のドタバタ劇で、「元犬」は、今で言う“転生モノ(変身モノかも?)”にあたりますね。どちらも現代の価値観で見ても馴染みやすい内容となっているので、ぜひ聴いて見てください。

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以上、落語のスヽメでした。

慶應義塾體育會合氣道部二年 古田悠希

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