【コンビニ人間の楽しみ方〜接客業のすゝめ〜】

こんにちは。私、二年の高橋です。

私は部活の傍ら、某有名企業系列のコンビニもどきでバイトをしています。接客業も今のバイトで二軒目になり、徐々に慣れてきました。

接客業はキツいよ、そういった言葉を聞いたことがある方沢山いると思います。間違いないです。慣れないレジ操作、袋詰め、支払い方法が多すぎる…などなど大変です。

ここで、私の接客業のすゝめ。
『しょうもない楽しみをつくるべし。』

仕事に慣れ余裕が出てきたあとにするのが前提です。慣れたときに氣を張らずにどーでもいい楽しみをつくると、お客様に怒られるかもしれないといった緊張感から解放されてミスが減り、笑顔も増えます。
ふざけるのではなく、楽しみをつくる。バイトだけでなく何事にも重要なのかもしれませんね。

ここからは私のバイト中のしょうもない楽しみをランキング形式で紹介します。

第５位
『44番？はいはい、テリアメンソールね』
これは、タバコの番号を覚えるということです。タバコを買いに来たお客さんが番号を言ったタイミングで頭の中で答えを考え、振り返ってタバコを取るときに答え合わせする。つまり1人でタバコクイズしてます。あとは常連さんの顔を見て「この人はセブンスターのおじさんだ」と言った具合にもクイズしてます。
最近ふと、「タバコ什器を購入して、一個一個単語カードを入れれば苦手な英単語とか覚えられるんじゃね？」とばかげたことを考えておりました。

第４位
『341円のお釣りだっ！』
私のバイト先のレジは自動精算機なので、お客さんから預かったお金を釣り銭機に投入すると、勝手にお釣りの額が表示されます。
そこであえて私は、この自動精算機と闘おうと考えました。人間の脳vs自動精算機。「〇〇円お預かりいたします。」と言ったタイミングで、暗算し、機械より早くお釣りを算出するチャレンジをしてます。そして、機械に勝って脳内でイキる、ここまでがセットです。

第３位
『「ウニのようなビヨンドどうふ」って何？』
これはズバリ、新商品の開拓です。お客さんが少ないときは商品棚の製品をきれいに整頓するのですが、そのときに同時に新商品をチェックしてます。最近氣になるのは上記の商品。豆腐をビヨンドしてるってどゆこと？

第２位
『やったぁ、今月の給料、5万超えだ♪』
これは一緒によくバイトに入る高校生から教わった楽しみ方。お客さんがおらず、商品棚の整理も終わったタイミングは暇です。そんなときにするのが勤務表のチェック。勤務表の上部には累計勤務時間の記載があります。電卓でこの勤務時間×時給をして月給を算出。ウハウハです。下世話な楽しみですが、モチベーションが上がります。

第１位
『この人、風呂上がりや』
これは深夜帯ならではの楽しみ方。
ある土曜日の深夜、二人の兄妹がアイスを買いに来ました。キラキラした笑顔で冷凍庫のアイスを眺める二人をレジから微笑ましく眺めていたのですが、コートの下からチラッと、いかにもパジャマなズボンが見え隠れしている。よく見ると髪もしっとりしていて、「風呂上がりに親にお小遣いもらって来たんだろうなぁ」と物語が見えて、少々感慨深くなりました。
その翌週土曜の深夜、その兄妹がまた姿を現しました。「お、またお小遣いをもらってアイスかな」と思った矢先、走って入店して来た一人の中年男性がその兄妹に駆け寄り、共にアイスを選びはじめました。その男性のコートの下にもパジャマなズボンが…。そう、父子3人揃ってパジャマ姿でアイスを買いに来たのです。思わずクスッと笑ってしまいました。
接客業はこういった感じでお客さんそれぞれの日常が垣間見える感じが堪らなく楽しいのです。

いかがでしたか？接客業を始めようとしている新入生の皆さん、是非参考にしてみてください。