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日吉ではできない稽古

コラム 2022.07.31

日吉ではできない稽古

春学期末試験が終わると、夏期休暇期間中の稽古までの間、少しだけ時間が生まれる部員がいる。自宅にて勉学に励んだり、黒帯の方に一報を出したうえで稽古を共にさせていただくという部員が多数派だろう。しかし私の場合、一年戦い抜くために必要なエネルギーを蓄えるうえで祖父母の住む神戸を訪れることを選んだ。もちろん神戸旅行と言われればぐうの音が出ないわけではあるが、私はどうしても行きたい理由があった。大本教への参拝である。

武道には様々な種類があり、異なる点も様々ある。私は合気道にある特殊な側面として精神性を挙げたい。合気道を始めてもうすぐ5年、そして大学で過酷な稽古をしてきたが、精神性が足りないのではと思い、そこを確かめに行った。

場所は京都府綾部市と亀岡市にあり、名前を大本教本部という。合気道を開いた植芝盛平翁が修行を行った場所なのだ。植芝翁が合気道の能力を飛躍的に伸ばした大きなきっかけとなった大本教、そして出口任三郎との出会い。非常に難しい話もされたが、今の私にも通ずるありがたい教えをたくさん拝聴した。

合気道をやっていなければこのような出会いはなかったのだろうと思いながら、帰路神戸へと向かう。

(神戸市民)

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